2018年12月18日
石垣島ビジネス視察 パート２ 移住
石垣島にはかなりの数の移住組さんが
入っておられるのを
島を廻っていて感じました。
このセンスは外からの人のだろうなと
感じるものが多かったからです。
古来からその土地に憧れ移住する人は
世界中どの地域にも多いです。
ただそこで安定した生活が営める人は
そう多くはないです。
憧れて移住したはいいけれど
生活が苦しいというのはよく聞く話です。
特に海外移住は
その地元の人たちの収入の
１.５倍の収入が見込めない場合は
生活がかなり厳しくなるので
日本にいる方がいいかもとと個人的に思っています。
それくらい海外は日本よりもずっと物価は高いし
ましてや社会保障が無い移住組は
そこに住む人たちと同じ収入ではやっていけないのです。
日本の場合は海外よりかは物価は安いですが
今自分が住んでいるところでもらっている収入は
移住先では見込めないと思っていたほうがよいです。
京都も移住組さん多いですが
今いるところでの収入を確保しながらの
週末だけ移住を考えたほうが無難です。
京都ブランドを使って
一旗あげられたのは今は昔です。
土地の値段がバブル並みに高騰しているので
家賃も年々高くなっています。
ましてや不動産の購入なんて
本当に信じられない値段が付いています。
また、地場産業が衰退している今
そんなに稼げる仕事はありません。
これは昔からそうです。
大手の会社が
他の大都市に比べて少ないので
収入は低く
労働条件が厳しい仕事が多いのです。
生活保護受給率も高いです。
だから、京都だけで安定した収入を確保しようとするのは至難の技です。
京都と今までいた場所を行き来しながらの
仕事のスタイルがよろしかろうと思います。
石垣島や京都で移住で成功なさっている方を観察していると
まず、安定した収入の確保に全力を傾けた行動をなさっている。
石垣島で偶然出会った師匠も
そのことにかなり苦戦なさったそうです。
今はこの方も石垣での仕事➕移住前の仕事の両方をなさって
安定した経済をキープされています。
理想と現実の間にはギャップがあります。
そのギャップを埋めるには
しっかりとした経済観念を持つことです。
また、移住先の土地を利用しただけの
一人勝ちでは成功できません。
成功なさっている方は
地元を活性化するお手伝いを
何らかの形でなさっておられます。
そう、地元民を無視した行動はN.G.です。
結局、嫌われて続けていけないことになりかねないのです。
京都もそうですが地元民の縄張り意識は
移住組さんが思ってらっしゃる以上に強いです。
そこをよそから来た人が
我が物顔で荒らしたら
その情報は京都中瞬く間に拡散します。
それが自分の商売の足を引っ張ることになるのです。
移住を考えるのであれば
徹底的にその土地に通い
その土地を知ること！
そして、地元の知り合いとの縁を繋いでおくこと。
困ったときは、地元の人が頼りになるのです。
そして、その土地で一旗揚げようなどという幻想は抱かないこと！
極端な話、自分の土地で一旗あげてから移住しなさいです。
経済的基盤をしっかりと作ってからの移住が
今の時代の移住の仕方なのです。
そうしないと、お金のことでメンタルやられます。
せっかく自然の美しい土地、古い都に移住したのに
経済的なことでくよくよする毎日なんて
なんてもったいないんでしょう？
お金に強い人間になりましょう。
ちなみに私、そういう講座やってますからね〜
こんなことを
石垣島を廻りながら
移住なさった方のお話を聴きながら
感じました。
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