にじいろのさかな

先日娘と、京都の国立博物館に”ハプスブルク展”を見に行ってきました。
最近の美術展にはめずらしく、見ごたえのあるものでした
ハプスブルク家が所有していたものを中心とした
絵画や工芸品が展示されていました
私がいちばん心魅かれたものは、職人技が光る工芸品達でした。
天然のヤシの実やオウム貝などに金の装飾をほどこしたカップや
水晶に巧みに彫刻をほどこした花瓶や器
めのうやトルコ石、半貴石を使った壁掛け時計や宝箱etc...
この宝箱大きさこそ違いますが、私が初夢で見た宝箱とよく似ていました

名もなき職人たちが心を込めて作った作品からは
とても素晴らしい波動をいただけました。

武具コレクションは、娘と”とてもいやーな感じ受けるよね”と
コレクションの前で、こそこそ話してました

肖像画のコレクションで一番感銘とパワーを感じたのは”１１歳の女帝マリアテレジア”でした。
１１歳にして美貌と怜悧さを兼ね備えたたたずまいは、ほんとうに強烈な印象を与えてくれました。
目力の素晴らしいこと！みなさんマスカラではありませんよ！ほんとうの目力は瞳にありますよ！

逆にあの有名な”オーストリア皇妃エリザベート”からは、”等身大なのね”という以外
これといった印象は受けませんでした。素敵な絵ではありましたが・・・

教科書や美術書によくでてくるベラスケスの”白衣の王女マルガリータ・テレサ”は
実物はとっても色が薄く、絵からとっても弱弱しい印象を受けました。

私が今回、工芸品以外で気に行った絵は、３点ありました。
”１１歳の女帝マリアテレジア”
”洗礼者ヨハネの首を持つサロメ”（ぞっとするくらいの妖艶な目のサロメでした。）
”受胎告知”（エル・グレコのとっても有名な絵です。実物はとても小さかったですが
すごーくパワフルです。）

それから今回わかったことですが、私は人物画よりも風景画の方が好きなことに気付きました！
気にった絵３点は人物画ですが、絵画全体の中で心魅かれ足が向いたのは風景画でした。
とくに川辺の風景に・・・

なかなか、これだけのボリュームの美術展にはめったにお目にかかれないうえに
もし見に出かけても、沢山の人で絵を見ることもままならないのに
平日の夕方に行ったせいか、観覧する人も少なく絵の前に立ち止まって
ゆっくり鑑賞することができましたラッキーでした！

宗教画も多かったせいか、聖書の勉強にもなりました。
娘が聖書に詳しいので、絵の前で解説してもらいました。便利です！

作者の崇高な魂がこもった作品は、多くの人の心を感動させるということを
改めて思い知らされた美術展でした

今日は女神カード
グリーンターラ（仕事の分担）
自分ひとりでなにもかもやろうとしないで
まわりのひとに助けを求めましょう！
受け入れることも学びですよ・・・

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