2019年02月28日
たくさんのキングの時代
極めて私の私的なことがきっかけになり
生まれたメニュー。
レストランでいえば裏メニューのようなものなので
お問い合わせやお申し込みが続き
その反響に驚いております。
ただ、私たち以外にも
ブロックと向き合いたい方が多いことに
時代の流れを感じました。
遠隔はできませんか？との
お問い合わせをいただきましたが
スカイプやライン電話、Facetimeなどの
環境を整えてくださるのであれば
遠隔でのセッションも可能ですので
ご検討くださいませ。
私の戴冠式
私にとってもかけがえのないものになりそうです
話はガラリと変わります。
写真はシャネルのバッグです。
36年前にパリのギャラリーラファイエットという
百貨店のシャネルのブティックで購入しました。
当時の価格で１０万円でした。
アルバイトで貯めたお金で
清水の舞台から飛び降りる気持ちで
２０歳の小娘がシャネルに憧れて買い求めました。
シルクと皮の素材でできたこのバッグ
大事すぎて数回しか使っていません。
このバッグはカールラガフェルドが
シャネルのデザイナーに就任する1年前のものです。
シャネルは
カールラガフェルドが就任してから
マダムに似合うデザインから
ストリート系、若い女性向けのデザインに
ガラリと方針が変わります。
私はココシャネルの時代の名残がある
デザインのシャネルが好きだったので
カールラガフェルドのシャネルは
正直すきではありませんでした。
カールラガフェルドの時代のバッグ
いくつか持っていますが
やはり一番のお気に入りは
写真のカールラガーフェルド以前のバッグです
ギラギラ感が一切なく
一見したらシャネルとはわからない
でも、バッグの中は真っ赤な赤色の皮。
こちらの方がしっくりとくるのです。
カールラガフェルドの時代の
シャネルには憧れないんだろう
嫌いなんだろうと考えてみました。
そうしてわかったのは
”どやさ！”感が苦手なのがわかりました。
”オラオラ、シャネルだよ〜！！
高いんだよ〜！！他とは違うんだよ〜！！”
この感じが苦手なことに気づいたのです
同じハイブランドでも
他のブランドにはそんなこと感じないのにね〜。
きっと私にとってシャネルは
自分で思っているより
特別な感情があるようです。
今これ書きながら
そのことにはじめて気づきました
正直に告白します。
カールラガーフェルドの時代のシャネル
早く終わって欲しい。
あのココシャネルの時代のモードに回帰して欲しいと
ずっと心の底で思っていました。
そんな私、半年前に
シャネルのアトリエの特集映画を観たとき
アトリエで働く人たちの
技術力の高さに目を見張るものがあり
それを観てはじめて
シャネルスーツが欲しいと思いました。
それを観てちょっと
カールラガフェルドに対する見方が変わりました。
シャネルというブランドが売れないと
この優れたアルチザンたちの仕事はなくなり
その技術は途絶えてしまう。
売るには
ココシャネルの時代のデザインでは広がりに欠ける。
もっと多くの人にシャネルを知ってもらい買ってもらうには
ストリート系だろうがミニであろうが
時代のニーズに合ったものは取り入れないといけない。
そういうことがあわかったのですね。
カールラガフェルドは
売れなきゃブランドの意味が無いを
徹底した人なんだと思います。
多分、デザイナーにしてビジネスマンだったんだと思います。
カールラガフェルドよりセンスと才能があるデザイナーはいましたが
ビジネスができるデザイナーは
彼くらいしかいなかったように思います。
そういう意味を含めて
カールラガフェルドが
40年近くファッションの世界で君臨できたのだと思います
彼こそは３次元の世界のキングであったと思います。
しかし、時代は５次元に入りました。
５次元のキングはたった一人ではありません。
５次元の世界は
世界中にあらゆる分野でキングが生まれるので
キング過剰時代になります。
これは、他人事ではありません。
これをお読みにくださっておられる皆様も
何らかのジャンルのキングに御成になるのです。
たった一人のキングが独裁する社会から
たくさんのキングが共存共栄する社会になるなんて
すごくワクワクします
カールラガフェルドの死とともに
モードの世界も大きく変わっていくのを感じます。
今までお疲れ様でした。
お役目ご苦労様でした
私の戴冠式
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２月はChocolate Lovers card
（毎朝唱えると叶いやくなります）
パーティーを楽しもう！
木曜日だけど
仕事終わりに寄り道しちゃうぞ！
だっていいことどんどんやってくるから！！
ラッキーシンボルは、チョコアイス
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