にじいろのさかな

昨日のコメント欄に
抑圧の投影のことが書かれていて
”抑圧の投影って何？”って思われた方に
ちょこっとご説明いたします。
私たちが怒りや不安を感じたりする
ひとや現象は
すべて自分の抑圧された心が
そのまんま投影されたもの。
自分が怒りを感じているひとや
心を不安にかきたたせる現象は
すべて自分の心が反映されているのです。
それが、抑圧された自分の心の投影なのです。
むちゃくちゃ、大雑把な説明ですみません
私たちはこの抑圧された心を解放しない限り
このような投影を
人生の様々な場面で繰り返していくのですよ。

自分のたどって来た道振り返ってみて
”抑圧の投影”数年前まで
ひんぱんにやってきたことに気づきました。
腹立たしいひとや出来事
それは、その人たちや
起っているできごとが悪いのではなく
私の心の映写機のままに
目の前のひとたちは演じてくれたり
嫌なできごとは起っていてくれていたのです。
それを知らず、”許せない！”とか
”信じられない！”って怒り悲しんでいました。
その心の抑圧解放するために
いろんな勉強したり
ワークショップいったりして
”私って駄目な人間”とか
”私って可哀想〜。”という
自己嫌悪、自己憐憫などの
長い間溜め込んでいた感情を少し手放せたとき
抑圧は”よくあつ”くらいにはなりました。

でも、この”よくあつ”
今度は溜まってきたもの出した反動なのか
怒りの感情を沸き起こすのです
自己卑下、自己憐憫手放せたあとに
待ち受けていたのは”怒り”でした。
それは、行き場を失っていた怒りでした。
自己卑下、自己憐憫まっさかりのとき
怒るべき相手に怒れなかった
その怒りがすさまじいエネルギーとなって
飛び出してきました
”相手に対する批判”とか
”世の中に対する怒り”
”報われていないという怒り”
いろんな怒りがわき起こってきました。
これ、今ならわかります。
完全に八つ当たりです
真性の怒りではありませんでした。
この怒りはブーメランのごとく
いずれ、自分の身に返ってくる怒りでした。
これもよくあつの投影でした
抑圧はよくあつに形を変えただけで
中身は変わっていませんでした。
自己嫌悪や自己憐憫が
怒りに姿を変えただけでした。
解放されていませんでした

それから、なにがきっかけか
わかりませんが
この怒りがいつのまにか
どこかに消え去っていました。
代わりに残されたものは
”すっからかん”でした。
そう、すっからかんになっていました。
すっからかんになったとき
気がつきました
相手のひどい行為や
信じられないっていう出来事に
怒りも嫌悪もなんにもなく
それを静かに眺める自分がおりました。
ようやく、よくあつは
私と距離を置くようになってくれたようです。
抑圧→よくあつ→すっからかん。
パソコンでこの文字打ったら
あっという間でしたが
たどり着く迄
どれだけの長い年月を重ねたことか〜！
抑圧の投影
身体にも心にもよくないもんやったな〜と
しみじみ思う今日このごろです

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キーワードは、理科