2014年01月16日
深い悲しみ
川上弘美さんの”ニシノユキヒコの恋と冒険”が
映画化されたというのを聞いて
ひさしぶりに川上さんの本を読みたくなりました
映画ではニシノさんを
竹野内豊さんが演じられるそうですが
私の頭の中のニシノさん像は
もっとのらりくらりとした印象あがあります。
でも、ニシノさんの永遠の少年みたいなところは
竹野内さんと似ているかなと思います。
私は川上弘美さんの小説が好きです。
読んでいるとなぜか物悲しくなってくるのです。
その物悲しさは私の中にある悲しさとリンクするのです。
いつもアロマのマッサージの先生に
"Yummyさんの身体をさわると
いつも、胸の奥に深い悲しみを感じる。”と言われます。
私もこの悲しみの存在はずっと知っていました。
悲しみの理由は
おもいあたらないでもないですが
それは、物心ついたときには
もうすでに、私の心の中にあったように思います。
ということは、これはこの世に
生まれる前の人生の悲しみか
この世に生まれる時の悲しみだったのかもしれません。
この間、自分のことをバレンタイン・リーディングをしたとき
”これが、悲しみの原因かな?”というものに出会いました
私のもつ悲しみは
決して居心地悪いものではなく
それはピュアな物悲しさという感じです。
その悲しさは川上さんの小説を読んだり
美しい夕焼けを見たりしたとき
ゆらゆらと心の底から浮かんできます。
その悲しみをこれからも
ずっと抱えて生きていくんだろうなと
昨日、マッサージの先生の家の帰り道そう思いました。
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恋人達はダナエ&ゼウス
キーワードは、小鳥
Posted by Yummy at 08:24
│おすすめ本
この記事へのコメント
この悲しさ、何となくわかるような気がします。yummyさんのこの文章を読んで、その切ないような悲しさも素敵な感じがしました。
Posted by 陽 at 2014年01月17日 11:31
陽様
おわかりいただけましたか?嬉しいです!
おわかりいただけましたか?嬉しいです!
Posted by Yummy at 2014年01月17日 19:53